バイエルン・ミュンヘンファンの皆さん、こんにちは。
昨シーズンのブンデスリーガも、第31節のデア・クラシカーで勝利し、残り3節を残して、前人未踏のリーグ10連覇を達成しました。
2位のドルトムントには勝ち点差8ptをつけ、得失点差は+60と圧倒的な数字を残し、絶対王者ぶりを見せつけました。
しかし、チャンピオンズリーグはベスト8でビジャレアルに敗退、ポカールも早々にボルシアMGに敗退してしまい、欧州の舞台では苦しみ、ドイツ国内でも絶対王者に綻びが見られたシーズンでもありました。
そんな中、この夏は大きな転換点を迎えました。
2014年夏にドルトムントからバイエルンに加入して以降、8シーズンで公式戦通算344得点を記録し、昨シーズンもリーグ戦34試合で35得点を記録、得点王に輝いた絶対的なエースストライカーのレヴァンドフスキがバルセロナに移籍しました。
これまでチームの得点源として活躍してきたレヴァンドフスキが抜け、どうなるかと不安も多い今シーズンでしたが、開幕戦ではフランクフルトに6-1、第3節ボーフム戦では7-0と、相変わらずの無慈悲な攻撃力を見せつけていました。
しかし、第4節ボルシアMG戦で引き分けて以降、リーグ戦は3戦連続ドロー、その後の第7節アウグスブルク戦で0-1で敗れ、リーグ初黒星を喫してしまいました。
リーグ順位も一時は5位にまで落ち、絶対王者もここまでかと思われましたが、第10節フライブルク戦以降、リーグ戦では6連勝し、ワールドカップの中断期間に入る前にはリーグ戦1位で折り返しました。
近年は世代交代も重要課題となっていましたが、この夏の移籍市場ではユベントスからデ・リフト(23歳)、アヤックスからグラッフェンベルフ(20歳)、レンヌからマティス・テル(17歳)などを獲得し、各ポジションで二十代前後の若武者達が躍動するようになっています。
後半戦に入るにあたり、世代交代をうまく進めつつ、リーグ11連覇に向けて、盤石の体制を整えていきたいところです。
ということで今回は、新世代へ移行しつつ、ブンデスリーガ11連覇を目指す、絶対王者バイエルン・ミュンヘンの2023年冬の、
- 最新移籍情報と補強ポイント
- 狙っていると噂の獲得候補選手
- 退団が予想される選手
- まとめ
の順でお伝えしていきます!
最新移籍情報と補強ポイント
2023年冬のバイエルン・ミュンヘンの補強ポイントとして、
- CMF
- DFライン
- 軸となるCF
が挙げられるでしょう。
CMF
昨シーズンは、ゴレツカの負傷による長期離脱により、中盤は人材難に陥りました。
今シーズンは、ザビッツァーの復調や負傷離脱者も少なく、さらにグラッフェンベルフの獲得により、昨シーズンよりも状況は改善されています。
とはいえ、もしもの事態に備えて実力者を確保しておきたいところしょう。
特に現スカッドでは、やや攻撃的なプレーヤーが多く、一つ前のポジションで起用するためにも、守備強度の高さを誇るプレーヤーやアンカーに対応できるプレーヤーを確保しておけば、より攻撃力も増すのではないでしょうか。
不測の事態に備えて、補強ポイントに推したいですね。
DFライン
この夏の移籍市場では、デ・リフトを獲得し、ウパメカノと強力なCBコンビを組んでいます。
もちろん3バックにも対応していますが、その3バックに対応してきたパヴァ―ルは移籍の噂が取り沙汰され、リュカ・エルナンデスはワールドカップで右ひざ前十字靭帯断裂という大怪我を負い、今シーズン絶望となってしまいました。
ただ単純にDFがいなくなるだけでなく、戦術のオプションが減ることになり、ナーゲルスマン監督にとっても苦しいことでしょう。
3バックにも対応できるCBや、CBにも対応できるサイドバックの獲得を目指したいですね。
軸となるCF
レヴァンドフスキが抜け、不安を募らせていた今シーズン開幕前ですが、蓋を開けてみれば開幕3戦で計15得点と、圧倒的な攻撃力を見せつけました。
リバプールから獲得したマネに加え、ムシアラ、ニャブリらが連動して前線に顔を出していき、新たなバイエルンの攻撃スタイルを見せています。
しかし、第4節以降の3戦連続ドローと第7節での敗戦を受け、やはり決定力のあるストライカーの獲得の必要性が叫ばれるようになってきました。
この夏の移籍市場で獲得した17歳のテルが既にリーグ戦で3得点を決め、近い将来はテルを前線の軸として据えたいと考えているかもしれませんが、テルが主軸として定着するまではある程度の実力者で補いたいところもあるかもしれません。
昨シーズンと同様、ベテランのチュポ・モティングもしっかり結果を残していますが、いつまでも頼るわけにはいかないでしょう。
クラブ史に残る偉大なストライカーの幻影を追い求めるのか、それとも新しいスタイルを追求していくのか、今後のチームカラーに反映される補強ポイントだといえるでしょう。
狙っていると噂の獲得候補選手
では、挙げられた補強ポイントに沿って、狙っていると噂の獲得候補選手を取り上げます。
CMF
コンラッド・ライマー(ライプツィヒ/オーストリア代表)
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生年月日:1997年5月27日(25歳)
ポジション:CMF、DMF、RMF
ナーゲルスマン監督が昨シーズンまで率いていたライプツィヒに所属する守備的MFです。
90分間ピッチを縦横無尽に走り回れる豊富な運動量を誇り、ボールを奪って前線に素早く繋げるリンクマンとしてライプツィヒでも主力として活躍しています。
高いボール奪取力を持つライマーをナーゲルスマン監督は「ボール奪取の鬼」と評価しています。
昨シーズンの前半戦はスタメン落ちもあり、苦しい時期を過ごしたものの、後半戦から本調子を取り戻し、リーグ戦26試合に出場、4得点4アシストを記録しました。
今シーズンは足首の怪我と靭帯結合部の損傷により、前半戦はリーグ戦4試合、チャンピオンズリーグ1試合の出場にとどまっていますが、いずれもスタメンで起用され、引き続きライプツィヒにおける重要な戦力となっています。
ライマーとライプツィヒとの契約は、今シーズン終了までとなっており、この夏の移籍市場でもバイエルンへの移籍が取り沙汰されましたが、実現せず。
現時点ではシーズン終了後に契約満了となり、フリーで移籍する見通しとなっており、バイエルンの他にも、リバプール、ドルトムントやトッテナム、マンチェスター・ユナイテッドなどが獲得に関心を示しています。
バイエルンにはいない守備の強度の高さと、縦への推進力の強さを兼ね備える中盤の選手として、加入が実現すれば面白い存在ではないでしょうか。
熟知するナーゲルスマン監督の起用法にも注目が集まりますね。相思相愛ともいわれているバイエルンへの移籍は実現するのか、今後の動向に注目です。
イルカイ・ギュンドアン(マンチェスター・シティ/ドイツ代表)
ハーフレーンからのウォーカーの斜めパス。ギュンドアンのフリック。ハーランドのポストワーク。中央破壊🔥 pic.twitter.com/VASQYwexFn
— inamo (@inamo18) August 13, 2022
生年月日:1990年10月24日(32歳)
ポジション:CMF、OMF、DMF
2016年夏にドルトムントからマンチェスター・シティに加入後、在籍6シーズン半で公式戦通算273試合に出場し、51得点35アシストを記録しています。
チーム最古参となった今シーズンからは、キャプテンを務め、32歳とベテランの域に入ってきましたが、ここまでリーグ戦12試合に出場し、2得点2アシストを記録、チームを牽引しています。
しかし、ギュンドアンとマンチェスター・シティとの契約は今シーズン終了後に満了し、現時点ではまだ契約延長には至っていません。
このままだとシーズン終了後にフリーで獲得することが可能になり、バイエルン・ミュンヘンをはじめ、ユベントスなど、各ビッククラブが獲得に関心を示しています。
中盤ならどこでも出来るユーティリティ性もあり、ゴール前への飛び出しからゴールを奪う場面が今シーズンのプレミアリーグでも多く見られ、得点力と運動量はまだまだ健在です。
守備強度は落ちるもののアンカーでも起用でき、チームに落ち着きをもたらす存在となります。
攻守両面で貢献できる経験豊かなプレーヤーのギュンドアンの加入が実現すれば、若手の良き手本となり、チームに多くのものをもたらすことが期待出来るでしょう。
また戦術面でも幅が広がり、ナーゲルスマン監督にとっても助かる存在となるでしょう。
ビッククラブとの争奪戦になりそうですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。
DFライン
ジョルジョ・スカルヴィーニ(アタランタ/イタリア代表)
Poesia in movimento 🤤
A work of art by Giorgio #Scalvini 🖼
Full highlights 🎥 https://t.co/y4G7cRW2eh#GoAtalantaGo ⚫️🔵 pic.twitter.com/DSIyQBFfph
— Atalanta B.C. (@Atalanta_BC) September 19, 2022
生年月日:2003年12月11日(18歳)
ポジション:CB、DMF
育成力に長けたアタランタの下部組織出身で、イタリア代表にも既に選出されている期待の有望株です。
利き足は右ながらも、左足でも精度の高いパスを供給でき、194㎝の身長を活かした空中戦の強さを誇り、足元の技術も高く、守備的MFもこなせるユーティリティ性もあります。
昨シーズンにトップチームデビューを果たし、リーグ戦18試合に出場。
今シーズンもここまでリーグ戦11試合に出場し、次世代のDFリーダーとして高い期待が寄せられています。
今シーズンもリーグ戦1得点を上げるなど、DFながら高い得点力を有し、ビルドアップ能力の高さもあることから、アタランタのガスペリーニ監督も「新たなバストーニ(インテル)になり得る逸材」と高く評価しています。
今シーズン、本格的なブレイクの兆しを見せようとしているスカルヴィーニですが、この逸材を確保しようとバイエルンをはじめ、マンチェスター・シティ、インテル、トッテナム、アトレティコ・マドリードなどが動き出しているようです。
育成して高く売るアタランタの新たな注目銘柄として、各ビッククラブの注目を集める存在となるでしょう。
バイエルン加入が実現すれば、DFラインの若返りをより進行させるだけでなく、3バックにも対応でき、ナーゲルスマン監督にとっても、かなり大きな補強になるでしょう。
これからの成長が期待される逸材はどこでプレーするでしょうか、今後の動向に注目です。
軸となるCF
ハリー・ケイン(トッテナム/イングランド代表)
3月のプレミアリーグ月間最優秀選手
🐓ハリー・ケイン🏴
⚽️4️⃣試合
4️⃣ゴール
2️⃣アシストpic.twitter.com/QgQDOOKHYk— スパーズ🇯🇵ジャパン (@SpursJapan) April 2, 2022
生年月日:1993年7月28日(29歳)
ポジション:CF、ST
トッテナムの下部組織出身で、2011年にトップチームデビューした後、これまで公式戦通算408試合に出場し、クラブ歴代最多の261得点62アシストを記録。
プレミアリーグの得点王に3度輝くなど、名実ともにスパーズの歴史に残るエースストライカーです。
またイングランド代表としても、78試合で歴代2位の51得点を記録し、カタールW杯で、ウェイン・ルーニーの持つ歴代最多の代表通算53得点を更新することも期待されています。
昨シーズンは前半戦の不振もありましたが、今シーズンは開幕から好調をキープし、リーグ戦15試合で12得点1アシストを記録し、プレミアリーグ得点ランキング2位につけています。
そんな中、2024年6月末までトッテナムとの契約は残っていますが、契約満了まで2年を切ったタイミングでバイエルン・ミュンヘンが獲得に乗り出すなど、ケイン獲得に向けての動きが本格化してきています。
バイエルン・ミュンヘンの上層部の中では、ケインはクラブのスタイルに合わないと主張する人物もおり、ケイン獲得を巡りクラブ内でも対立が起こっているようです。
カーンCEOはケインの獲得に積極的な姿勢のようですが、サリハミジッチSDはやや否定的な見方をしているようです。
レヴァンドフスキと引けを取らない、申し分ない実績を誇るケインを獲得出来れば、決定力はもちろん、パサーとして周囲のアタッカーを活かすことも出来、攻撃力をさらに強化することにつながります。
カギとなるのは“タイトル獲得”でしょう。スパーズでは主要タイトルに恵まれず、ケイン自身もタイトル獲得を渇望していることでしょう。
バイエルンはタイトル獲得に近い距離にいるチームであり、今シーズンの成績次第では移籍に動く可能性も否定できません。
どうなるでしょうか、引き続き動向に注目です。
マルクス・テュラム(ボルシアMG/フランス代表)
🎂 誕生日おめでとう! #ボルシアMG の🔟番、マルクス・ #テュラム!🙌#ブンデスリーガ pic.twitter.com/R2CI2SJIDf
— ブンデスリーガ 日本語版 (@Bundesliga_JP) August 6, 2021
生年月日:1997年8月6日(25歳)
ポジション:CF、WG
フランスW杯の優勝メンバーであり、かつてユベントスやバルセロナでも活躍したフランス代表DFリリアン・テュラムを父に持つサラブレットですが、父とは異なるFWでプレーし、身長192㎝の強靭なフィジカルと、その巨体に見合わない機動力を兼ね備える万能型のストライカーです。
ウィングでも中央でもどちらで起用されても、自身の能力を発揮でき、前線の起点となるだけでなく、スピードに乗ったドリブルで自ら仕掛けてゴールを奪っていきます。
2019年夏に加入したボルシアMGでは、19-20シーズンはリーグ戦31試合で10得点8アシスト、20ー21シーズンは29試合で8得点2アシストを記録しましたが、昨シーズンは故障離脱の影響もあり、リーグ戦21試合で3得点1アシストと、これまでの2シーズンと同様の活躍を見せることは出来ず、素行面や守備意識の低さも問題視され、各方面から非難されていました。
しかし、今シーズンはブンデスリーガ得点ランキングで2位につけるリーグ戦10得点を記録し、昨シーズンの鬱憤を晴らす好調ぶりを見せ、カタールW杯のフランス代表メンバーにも選出されました。
ボルシアMGとの契約は今シーズン終了で満了となり、以前から、インテルやリバプール、ニューカッスルといったビッククラブからの関心も集めています。
今シーズンの復調ぶりとW杯メンバー選出も相まって、この冬は各ビッククラブ間での争奪戦になる可能性もあります。
移籍金としてボルシアMGは3000万ユーロ(約42億9000万円)を要求するようです。
バイエルンとしては、ケインの他、噂されているターゲットと比べると、比較的安価で獲得することが出来、ウイングもこなせるユーティリティ性や、高さとフィジカルの強さもあり、様々なシステムに対応できる貴重な存在になり得るでしょう。
ネームバリューは落ちるかもしれませんが、加入が実現すれば主力級の活躍が期待できるでしょう。
どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。
退団が予想される選手
次に、退団が予想される選手を取り上げます。
ベンジャマン・パヴァール(フランス代表)
本日3月28日は #バイエルン でプレーするベンジャマン・ #パヴァール の誕生日🎂
24歳となった現役フランス🇫🇷代表は、右SBだけでなくCB、さらに左SBでも起用される守備のスペシャリストです😍 pic.twitter.com/Q4LaOV4caJ
— ブンデスリーガ 日本語版 (@Bundesliga_JP) March 27, 2020
生年月日:1996年3月28日(26歳)
ポジション:RSB、CB、LSB
移籍先候補:ミラン、アトレティコ・マドリード、チェルシー
2019年夏にシュトゥットガルトからバイエルンに加入後、3シーズン半に渡り、公式戦通算140試合に出場、9得点11アシストを記録しています。
攻撃面だけでなく、守備面でも計算できる選手であり、RSBの他、CBにも対応できるマルチロールとして、貴重な存在となっています。
しかし、バイエルンとの契約は来シーズン終了までとなっており、契約延長にはまだ至っていません。
パヴァ―ルはかねてからCBでの起用を希望していますが、この夏の移籍市場ではデ・リフトを獲得したことにより、希望するCBでの起用よりも、RSBでの起用が多くなっています。
また新加入のマズラウィがRSBとしてスタメン起用される機会も増え、やや苦しい状況に置かれています。
契約満了まで1年を切ろうとしている中、新天地への移籍も視野に入れており、この夏の移籍市場でもチェルシーへの移籍も噂されましたが実現せず。
ナーゲルスマン監督も新天地への移籍も考慮しているパヴァ―ルに対して、一定の理解は示していますが、守備のマルチロールとして、これからの非常事態に備えてチームに置いておきたいことでしょう。
リュカの長期離脱により、後半戦はCBでの起用も増えてきそうですが、絶対的なレギュラーとは言い切れず、CBまたRSBともに、今後はハイレベルな定位置争いが繰り広げられるでしょう。
パヴァ―ルはバイエルンでのポジション争いで生き残ることが出来るのか、それとも移籍に踏み切るのか、今後の動向に注目です。
アルフォンソ・デイヴィス(カナダ代表)
“ロードランナー” アルフォンソ・デイヴィスの圧倒的スピード 💨#デア・クラシカー | #ブンデスリーガ pic.twitter.com/en5pgFsxMG
— ブンデスリーガ 日本語版 (@Bundesliga_JP) October 4, 2022
生年月日:2000年11月2日(22歳)
ポジション:LSB、LWG、LMF
移籍先候補:レアル・マドリード
2019年冬にバイエルンに加入後、当時のフリック監督(現ドイツ代表)によってLSBにコンバートされ、過去3シーズンでリーグ戦74試合に出場し、主力に定着しました。
またカナダ代表としてもワールドカップ・カタール大会に出場し、第2戦のクロアチア戦ではゴールを決め、記念すべきカナダ代表のW杯初得点者として歴史を刻みました。
2026年のカナダ・アメリカ・メキシコ3か国共催のワールドカップでも主力としての活躍も期待されています。
昨シーズンのブンデスリーガでは最高時速36.37km/hを記録するなど、驚異的なスピードを武器とし、積極的なドリブルで仕掛け、チャンスメイクしていきます。
昨シーズンは、心筋炎の影響で途中離脱し、リーグ戦22試合の出場にとどまりましたが、今シーズンはここまでリーグ戦12試合に先発出場しています。
まだ22歳と若く、バイエルンとの契約は2025年6月末まで残っていますが、そんな中レアル・マドリードが、退団したマルセロの後継者としてデイヴィスの獲得に関心を示しているようです。
レアル・マドリードは現在、メンディやアラバがLSBを務めますが、守備での強さが際立つタイプであり、攻撃的なサイドバックはいない状況です。
スペイン『マルカ』紙は「レアル・マドリードがバイエルンで最も注視しているのはデイヴィス」と報じ、レアル・マドリードの主要ターゲットとなっているようです。
引き抜きは難しいかもしれませんが、何が起こるかが分からないのがサッカーですね。
マルセロの後継者としてレアル・マドリードがどれだけ高く評価し、金額を注ぎ込むかによって状況は一変するかもしれません。
引き続きデイヴィスの動向にも注目ですね。
2023年冬移籍確定情報
〈加入〉
pos. | 選手名(年齢) | 移籍元 | 移籍形態(移籍金) |
DF | ダレイ・ブリント(32) | アヤックス | 完全移籍(フリー) |
MF | 福井 太智(18) | サガン鳥栖 | 完全移籍 |
まとめ
いかがでしたか。
今回は、2023年冬のバイエルン・ミュンヘンの最新移籍情報と補強ポイント、狙っていると噂の獲得候補選手、退団が噂される選手を取り上げました。
ブンデスリーガ10連覇中の絶対王者であり、現在リーグ戦は1位に立っていますが、2位のフライブルクとは勝ち点差4ptとなっており、まだまだ安泰とは言えませんね。
今シーズンは、例年のようなドルトムントとの一騎打ちではなく、フライブルクやウニオン・ベルリン、フランクフルトといった伏兵がブンデスリーガを掻き回し、最後まで目が離せない優勝争いが繰り広げられることを期待したいです。
またチャンピオンズリーグ・グループステージも、バルセロナ、インテルといった強豪が揃ったグループを6戦全勝で見事首位通過を果たしました。
昨シーズンと同様、バルセロナにほぼ何もさせず、見事に勝利を収めていましたね。
抽選の結果、ベスト16ではパリ・サンジェルマンと戦うことが決まりました。
いきなり強敵と戦うことになりましたが、ここをしっかり勝って、3シーズンぶりのビックイヤー獲得にも期待したいですね。
レヴァンドフスキが抜け、着実に世代交代が進んでいる中、今シーズンも隙を見せることなく、ブンデスリーガで優勝を果たせば、11連覇だけでなくまだまだ記録は伸びそうですね。
新しいバイエルンのスターたちにも注目していきましょう。
他に気になるチームはありますか?
プレミアリーグ(イングランド)
ブンデスリーガ(ドイツ)
リーガエスパニョーラ(スペイン)
セリエA(イタリア)
リーグアン(フランス)
いつもありがとうございます!
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