レスター2023冬の最新移籍情報まとめ!補強が噂される新加入獲得候補選手・退団リストも調査!

フォクシーズファンの皆さん、こんにちは。

 

19ー20、20-21シーズンと2シーズン連続で5位になり、20-21シーズンはFAカップも制したレスターですが、昨シーズンも開幕前のコミュニティシールドで、リーグチャンピオンのマンチェスター・シティを破り、幸先良いスタートを切ったかのように見えましたが、その後はなかなか波に乗り切れず、勝ち点を積み重なることが出来ませんでした。

長く連敗することはなかったものの、連勝も少なく、主力の負傷離脱も相次ぎ、ヨーロッパリーグ、さらにその後参戦したカンファレンスリーグの過密日程も相まって、チームに大きく負担をかけてしまいました。

 

昨シーズンはリーグ戦8位でフィニッシュし、昨シーズンから順位を落とし、欧州カップ戦出場権を逃してしまいましたが、当初はトップ10入りも危ぶまれていたので、なんとかこの位置で終えることが出来たのは良かったのではないでしょうか。

大金を注ぎ込んでスター選手を獲得するプレミアリーグの他のクラブとは異なり、中堅リーグで活躍する若手に目をつけ、比較的安価な移籍金で獲得し、チームの主力に成長させ、大きな利益を生み出す補強戦略を展開してきたレスターですが、売上高と給与のバランスが崩れ、昨シーズンの損失額が9000万ポンド(約149億円)に達し、今シーズン開幕前の移籍市場では苦戦を強いられました。

 

ミラクル・レスター時から正GKとして活躍してきたキャスパー・シュマイケルニースに放出し、さらにCBのフォファナを移籍金7500万ポンド(約121億円)でチェルシーに放出した一方、獲得した新戦力は、スタッド・ランスから加入したCBのファエスのみ、ティーレマンスマディソンにも移籍の噂はありましたが、何とか残留しました。

しかし、新戦力もなかなか獲得出来ない苦しい台所事情にファンの不安は増していきました。

その不安は的中し、リーグ戦は第2節アーセナル戦から第8節トッテナム戦まで、6連敗(第7節は延期)、開幕7試合で1分け6敗と最悪のスタートを切ってしまいました。

第2節アーセナル戦では4失点、第6節ブライトン戦では5失点、第8節トッテナム戦では6失点と守備崩壊が顕著になり、シュマイケルから正GKを引き継いだウォードは試合勘の無さからか、不必要なミスを繰り返してしまいました。

 

2019年2月からレスターの指揮を執るロジャース監督の解任も噂されていましたが、2025年6月末まで契約を残し、最低でも1000万ポンド(約16億2600万円)ともいわれる違約金も支払うことも出来ず、今シーズンもここまで指揮を執っています。

第9節ノッティンガム・フォレスト戦でようやくリーグ戦初勝利を上げ、カタールW杯中断期間に入るまでのリーグ戦8試合は5勝1分け2敗と持ち直し、リーグ最下位に沈んでいましたが、13位まで上げてきました。

しかし、カタールW杯中断期間から再開後は、リーグ戦3連敗を喫し、まだ勝ちがありません。

 

第8節トッテナム戦以降スタメンに定着し、W杯中断前の堅守に貢献してきた新加入のファエスも第18節リバプール戦でオウンゴールの2失点に絡んでしまうなどの不運もあり、カタールW杯のイングランド代表にも選ばれたマディソンも膝の怪我で離脱中で、その他負傷離脱者も続出しています。

財政難問題もあり、まだ積極的な補強に動けず、ティーレマンスマディソンをはじめ、現チームを支える主力の引き抜きも後を絶えません。

今シーズンは、再び1部と2部を行き来するエスカレータークラブに逆戻りしないためにも、正念場のシーズンにもなるでしょう。

 

ということで今回は、2015-16シーズンのミラクル・レスター以降、最も危機的な状況に直面しているレスターの2023年冬

  • 最新移籍情報と補強ポイント
  • 狙っていると噂の獲得候補選手
  • 退団が予想される選手
  • まとめ

の順でお伝えしていきます。

最新移籍情報と補強ポイント

レスターの2023年冬の移籍市場での補強ポイントとして、

  1. サイドバック
  2. CMF

が挙げられるでしょう。

 

サイドバック

例年のように負傷者が続出してしまうDFラインですが、今シーズンはサイドバックに負傷者が続出しています。

開幕前にリカルド・ペレイラがアキレス腱断裂の重傷を負い、ベテランのバートランドも膝の故障により、今シーズンはまだベンチ入りもありません。

さらにカタールW杯中断期間直前の11月上旬には、開幕からLSBのスタメンを張ってきたジャスティンがアキレス腱断裂の重傷を負ってしまいました。

純粋なサイドバックは、カスターニュトーマスしか残っておらず、最も緊急性を要します。

また3バックを採用する試合もあり、サイドバックだけでなく、3バックもこなせるDFの獲得が出来れば良いでしょう。

 

 

CMF

ティーレマンスマディソンに引き抜きの噂が絶えず、中でもティーレマンスは今シーズン終了後で契約満了となり、この冬の移籍市場が現金化できるラストチャンスとなります。

これまで攻守において大きく貢献してきたティーレンスの後釜として、デューズバリー・ホールとコンビを組むインサイドハーフの獲得が望まれます。

また仮にマディソン移籍となれば、攻撃のタクトを振るう人材がいなくなり、マディソン程の創造性は無いものの、ある程度ゲームメイクできる選手も獲得が求められます。

 

その他のポジションですが、前線は不動のエースストライカーのバーディーをはじめ、ダカイヘアナチョ、ウイングのバーンズなどタレントが揃っており、特に手を加えなくても良いでしょう。

また開幕当初は不安定なパフォーマンスを見せたウォードも徐々に正GKとして活躍してきましたが、ウォードの競争相手として、実力のあるGKを獲得するのもありかもしれません。

 

 

 

狙っていると噂の獲得候補選手

では、挙げられた補強ポイントに沿って、狙っていると噂の獲得候補選手を取り上げます。

 

サイドバック

ロビン・ゴセンス(インテル/ドイツ代表)

生年月日:1994年7月5日(28歳)
ポジション:LMF、LSB

WBながら高い得点力を兼ね備え、敵陣に侵入していく積極性も高く、シュート技術も高いものを持ち、守備面でも184㎝と高い身長を生かした空中戦や対人での強さを発揮し、豊富な運動量で左サイドを躍動します。

カタールW杯のドイツ代表メンバーには落選しましたが、2021年に行われたEURO2020では一躍脚光を浴びる活躍を見せていました。

 

昨シーズンの冬の移籍期間でアタランタからインテルに加入したものの、昨シーズン前半戦からハムストリング負傷により長期離脱した影響から、リーグ戦7試合の途中出場にとどまりました。

心機一転迎えた今シーズンは、開幕戦でスタメン出場したものの、それ以降はベンチスタートが続き、ディマルコとのポジション争いで後れを取っています。

出場機会をなかなか得られることが出来ず、カタールW杯のドイツ代表にも落選し、出場機会を求めて移籍に踏み切る可能性も高くなっています。

 

この夏の移籍市場終了間際ではレバークーゼンへのレンタル移籍が破談するなど、ゴセンス自身今までプレー経験のないブンデスリーガ方面からの関心も強くなっていますが、レスターゴセンス獲得に向けて動き出しているようです。

財政難問題を抱えていることもあり、おそらく完全移籍ではなくレンタルでの加入になりそうですが、大きな期待を寄せられてインテルに加入したものの、出場機会を失っているゴセンスが加入すれば、サイドバックの強化につながるでしょう。

どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

ミロシュ・ケルケツ(AZ/ハンガリー代表)

生年月日:2003年11月7日(19歳)
ポジション:LSB、LMF

エールディビジでチーム平均年齢23.1歳と比較的若いAZの中でも、今シーズン特に飛躍したハンガリー代表の若手LSBです。

左足からの正確なパスと積極的な仕掛けに加え、守備面でも粘り強さを見せ、ボール奪取していき、速さと強さを兼ね備えます。

母国ハンガリーのジェールETOFCから、ミランの下部組織に引き抜かれ、トップチームデビューとはなりませんでしたが、昨シーズンの冬の移籍期間でAZに移籍し、今シーズンからはアヤックスに移籍したオランダ代表SBのワインダルの後釜に抜擢され、累積警告による出場停止1試合を除くリーグ戦全14試合に先発出場しています。

またハンガリー代表でも、昨年9月のネーションズリーグのドイツ戦でデビューを果たし、正確なクロスからチャンスメイクするなど、上々の代表デビューを果たしています。

 

チームでも若い19歳ながら、今シーズンは堂々たるプレーを見せており、エールディビジ(第15節終了時点)でドリブル成功数はチーム2位の16回、クロス成功数はチーム2位の10本、タックル成功数はチーム3位の24回と攻守にわたり、チームに大きく貢献しています。

今シーズンのエールディビジは上位陣との勝ち点差が少なく混戦模様となっており、現在首位との勝ち点差4の5位につけるAZにおいて、今後のキーマンにもなり得る逸材です。

ただこのような原石に目を付けるのもレスターの魅力ではないでしょうか。

レスター加入が実現すれば、LSBやLWBとしてはもちろん、3バックの左で起用するのも面白いかもしれません。

ぜひとも獲得して、再び育成型クラブのブランドを取り戻して欲しいところですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

CMF

アゼディン・ウナヒ(アンジェ/モロッコ代表)

生年月日:1994年7月5日(28歳)
ポジション:CMF、OMF、DMF

細身の身体ながら、しなやかなボールタッチとドリブル技術の高さ、正確なミドルシュートなどを生かし、積極的に前線に顔を出していくだけでなく、豊富な運動量でピッチを駆け回り、味方のカバーリングをしたり球際の強さを見せ、自らもボール奪取していきます。

カタールW杯では準決勝までの全試合に先発出場し、モロッコ代表のアフリカ勢史上初のベスト4進出に大きく貢献しました。

 

2021年7月にフランス3部のアブランシュからアンジェに加入すると、昨シーズンはリーグ戦32試合に出場し2得点2アシストと、チームの主力として活躍し、今シーズンもここまでリーグ戦(第17節終了時点)14試合に出場しています。

カタールW杯での活躍が印象的ですが、リーグアンでもチームは最下位に沈んでいるものの、リーグアン全体でのドリブル成功数で1位のメッシ(47回)に次ぐ、2位の37回を記録し、好調ぶりをキープしています。

 

カタールW杯での活躍から、バルセロナミランインテルなどが獲得に関心を示し、一気にビッククラブの注目の的となりました。

レスターも移籍金4500万ユーロ(約65億円)のオファーを提示したと報道されていますが、ウナヒ本人はイタリアへの移籍を希望しており、現在はナポリへの加入間近だと報じられています。

レスター加入が実現すれば、ティーレマンスの後釜として、攻守両面での貢献度も計算でき、まだ22歳と若く、チーム生え抜きのデューズバリー・ホールとのコンビが新しいレスターの象徴になることが期待されるでしょう。

多くのクラブの争奪戦の末、カタールW杯で最も評価を上げたともいわれるウナヒの新天地はどこになるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

その他

ジェレミー・ボガ(アタランタ/コートジボワール代表)

生年月日:1997年1月3日(26歳)
ポジション:LWG、OMF、ST

圧倒的なスピードとテクニックの高さで、相手ディフェンダーを抜き去り、サイドを走っていくだけでなく、時に中央にカットインして、強烈なミドルシュートでゴールを狙っていく、セリエA屈指のドリブラーです。

2021年の5大リーグでのドリブル成功率は61.1%を記録し、エムバぺメッシを上回る数値を残しています。

 

昨シーズンの冬の移籍期間でサッスオーロからアタランタに加入し、昨シーズン後半戦はリーグ戦15試合に出場、うち先発出場は7試合と、まずまずの評価を得ていました。

しかし、今シーズンはリーグ戦でのスタメン出場はなく、途中出場の7試合のみとなっており、ガスペリーニ監督の信頼を掴むには至っていません。

この状況を受け、この夏の移籍市場で上がっていたレスターへの移籍話が再燃し、移籍の可能性も取り沙汰されています。

 

レスターの他にも、ブライトンボーンマスのプレミア勢やフィオレンティーナも獲得に関心を示しています。

レスター加入が実現すれば、RWGでの起用が予想され、LWGのバーンズとの強力な両ウイングが形成されることになりますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

バルトウォミエイ・ドロンゴフスキ(スペツィア/ポーランド代表)

生年月日:1997年8月19日(25歳)
ポジション:GK

身長191㎝の大柄な体格と手足の長さを活かし、その風貌のような鬼気迫るセービングを見せるポーランド代表のGKです。

直前のリーグ戦で負傷し、残念ながら代表辞退となりましたが、カタールW杯のポーランド代表にも選出され、今後のポーランド代表の正GKとしての活躍も期待されています。

弱冠17歳でポーランドのヤギエロニアの正GKに定着し、15-16シーズンはシーズン34試合に出場、その後、2016年にフィオレンティーナと契約し、18-19シーズン後半戦はエンポリにレンタル移籍、リーグ戦14試合でゴールマウスを守りました。

 

翌シーズンにフィオレンティーナに復帰後は、フィオレンティーナの正GKに定着し、19-20シーズンは31試合、20-21シーズンは36試合に出場しましたが、昨シーズンは長期の負傷離脱により、7試合の出場にとどまり、序列も第2GKに下がってしまいました。

今シーズンからはスペツィアに完全移籍を果たし、ここまでリーグ戦(第17節終了時点)で15試合に先発出場しています。

リーグ全体のセーブ数は2位(57回)、ボックス内のセービング数は3位(39回)を記録し、セービング力の高さ、とりわけボックス内での強さが光っています。

 

今シーズンからウォードレスターの正GKを務めていますが、開幕当初の不安定さもありながら、やはり前任者の偉大な影がチラつき、ファンの信頼を完全に掴むまでには至っていないのではないでしょうか。

シュマイケルのようなセービングの高さもあり、何よりも鬼気迫る風貌からの存在感はレスターの守護神としてシュマイケルに負けず劣らないものではないでしょうか。

市場価値は450万ユーロ(約6億4000万円)となっており、獲得を期待したい人材の一人ではありますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

 

退団が予想される選手

次に、退団が予想される選手を取り上げます。

 

チャグラル・ソユンク(トルコ代表)

生年月日:1996年5月23日(26歳)
ポジション:CB
移籍先候補:アトレティコ・マドリード、ローマ、ガラダサライ、インテル

対人の強さとカバーリング範囲の広さを武器に、気持ちを前面に出しつつも、冷静沈着な対応を見せるCBです。

また攻撃面でもビルドアップの起点となることも多く、マグワイアマンチェスター・ユナイテッドに移籍後、レスターの最終ラインを支えてきました。

 

2018年8月にフライブルクからレスターに加入し、昨シーズンまでの在籍4シーズンで公式戦通算123試合に出場し、昨シーズンもリーグ戦28試合に出場しました。

しかし、昨シーズン前半戦に戦線離脱していたフォファナエヴァンスが復帰したシーズン終盤戦はベンチスタートがほとんどで、軽率なミスなどが目立ち、序列が徐々に下がり始めました。

そして今シーズンは、ここまでリーグ戦出場はわずか1試合と、出場機会を大きく失っています。

 

ソユンクレスターとの契約は今シーズン終了後に満了しますが、新契約の締結の動きは見られず、このままシーズン終了後にフリーでの退団となりそうです。

ソユンク獲得には、アトレティコ・マドリードローマガラダサライインテルなど多くの強豪クラブが関心を示していますが、アトレティコ・マドリードフェリペエルモソなどに移籍に噂があり、動向次第でこの冬に獲得する可能性もあるようです。

フォファナ移籍後もCBはファエスエヴァンスアマーティが起用され、アンカーのエンディディもCBとして起用されるなど、ソユンクの序列は大きく低下してしまいました。

しかしまだ26歳と若く、ソユンクの復調にも期待したいところですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

ユーリ・ティーレマンス(ベルギー代表)

生年月日:1997年5月7日(25歳)
ポジション:CMF、DMF、OMF
移籍先候補:ユベントス、アーセナル、ニューカッスル

攻撃面では正確なパスを供給し、リズムを作り出すだけでなく、強烈なミドルシュートで積極的にゴールを狙っていきます。

さらに守備面でも強度が増してきて、攻守にバランスの取れた選手へと成長し、ロジャース監督からの信頼も厚く、中盤の欠かせない戦力として活躍しています。

カタールW杯でもベルギー代表として、グループステージ全3試合に出場、今後のベルギー代表では主軸としての活躍が期待されています。

 

2019年1月にレスターに加入後、在籍4シーズンで公式戦通算185試合に出場し、35得点31アシストを記録、今シーズンもリーグ戦(第19節終了時点)全18試合に出場し、3得点1アシストを記録しています。

しかし、レスターとの契約は今シーズン終了までとなっており、契約延長を拒否したティーレマンスの移籍の噂は昨シーズンの冬から多く出ていましたが移籍は実現せず、ここまで残留してします。

 

今シーズン終了までの契約となり、現金化できるラストチャンスになりますが、現時点ではシーズン終了後のフリーでの移籍が有力視されています。

財政的にもフリーでの流出を避けたいレスターは、契約延長の可能性を探っており、ロジャース監督もティーレマンス残留を望んでいます。

しかし、かねてからチャンピオンズリーグ出場を希望しているティーレマンスは契約延長に消極的のようです。

レスターとしても、ここでティーレマンスが抜けてしまったら、残留に向けて大きく戦力ダウンしてしまうことになりますが、ビッククラブからの関心は昨シーズンの冬から継続しており、近い将来レスターを去ることになると予想されていますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

ナンパリス・メンディ(セネガル代表)

生年月日:1992年6月23日(30歳)
ポジション:DMF、CMF
移籍先候補:ベジクタシュ

身長167㎝と小柄ながらも、豊富な運動量と優れたディフェンス能力、足元の技術の高さを併せ持つ守備的MFです。

その風貌やプレースタイルから、フランス代表のレジェンドのマケレレ、またミラクル・レスターの中心で、プレミアリーグ優勝後にチェルシーに移籍したカンテになぞらえられています。

カタールW杯ではセネガル代表として、全4試合に出場しました。

ただ、レスター加入後は思うような活躍を見せるには至っていません。

 

加入1年目の2016-17シーズンは足首負傷による長期離脱で、リーグ戦わずか4試合の出場にとどまり、翌シーズンは古巣のニースへレンタル移籍し、復帰後の18-19シーズンはリーグ戦31試合に出場したものの、その後は徐々に出場機会を減らし、今シーズンはここまでリーグ戦(第19節終了時点)で7試合に出場していますが、先発出場はありません。

メンディレスターとの契約は今シーズン終了後に満了し、チーム内でも守備的MFのポジションに、エンディディスマレといった強力なライバルたちが控えていることから、契約延長せず、このままシーズン終了後にフリーでの退団することが有力視されています。

しかし、現金化できるラストチャンスとして、この冬での放出も噂され、現時点では移籍先候補にベジクタシュが挙がっています。

当初はカンテの穴埋め役として期待されていたものの、怪我での離脱や強力なライバルたちの加入もあり、レスターでは期待されていたパフォーマンスを発揮することは出来ていませんが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

ジェームス・マディソン(イングランド代表)

生年月日:1996年11月23日(26歳)
ポジション:OMF、CMF、LMF
移籍先候補:ニューカッスル

世界でもトップクラスのシュート精度を誇り、正確なパスで攻撃を組み立てる司令塔です。

攻撃面ではもちろん、守備面でも献身性の高さを見せ、レスターの中心として活躍しています。

残念ながら出場はありませんでしたが、2019年以来約3年ぶりに代表招集され、カタールW杯のイングランド代表にも選出されました。

 

2018年7月にノーリッジからレスターに加入すると、在籍4シーズン半で公式戦185試合に出場、52得点36アシストを記録し、レスターの中心として活躍してきました。

今シーズンは開幕からチームは不調だったものの、ここまで(12/27現在)リーグ戦で13試合で7得点4アシストと、孤軍奮闘の活躍を見せています。

レスターとの契約は2024年6月末まで残っていますが、特にニューカッスルマディソン獲得に力を注いでおり、この夏に二度にわたるオファーを提示しましたが、移籍は実現しませんでした。

膝の負傷でW杯再開後のリーグ戦ではまだ出場が無く、移籍に向けてやや消極的になる可能性もありますが、財政問題を抱えるレスターも、4500万ポンド(約70億円)以上のオファーが届けば、放出に応じる可能性もあるようです。

マディソン移籍となば、ゲームメーカーが抜け、レスターの前線の強力なアタッカーたちをどう生かすのか、一から組み立てなければならなくなりますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。

 

今回は、2023年冬のレスターの最新移籍情報と補強ポイント狙っていると噂の獲得候補選手退団が噂される選手を取り上げました。

 

プレミア屈指の育成型クラブとして、名を上げてきたレスターですが、今シーズンは財政難問題により、育成はおろか、残留も厳しい状況に直面しています。

カタールW杯中断期間明けから、リーグ戦はまだ勝ちが無く、後半戦も苦しい戦いぶりが予想されますが、何とかプレミアリーグに残留して欲しいですね。

 

そして今後ですが、財政難問題の有無にかかわらず、首脳陣やスカッドなど、現チームからの転換期を迎えることになるでしょう。

1部と2部を行き来するかつてのレスターに戻ってしまうのか、それともプレミアリーグの常連として定着できるチーム力を付けられるのか、今後のチーム方針にも注目が集まります。

まずは、プレミアリーグ残留が今シーズンのレスターのノルマになりますが、後半戦の戦いで、今後のレスターの未来に繋がる明るい何かが出てくることにも期待したいですね。

後半戦のレスターの戦いにも注目していきましょう。

 

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

いつもありがとうございます!

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