ケルン2022夏の最新移籍情報まとめ!補強ポイントや狙ってると噂の獲得候補・退団選手リストも調査!

ケルンファンの皆さん、こんにちは。

 

1963年に発足したブンデスリーガの初代王者であり、70年代から80年代にかけてはドイツ国内だけでなく、ヨーロッパでも強さを発揮した、ドイツを代表する古豪1.FCケルン

日本人選手の海外移籍の先駆者となった奥寺康彦が最初に所属したチームでもあり、過去にも槙野智章大迫勇也長澤和輝が在籍していたこともあり、日本の皆さんにも馴染みのあるチームかもしれません。

 

しかし、近年は17-18シーズンに18位となり、2部降格を経験し、1年で1部復帰を果たすものの、下位に低迷する苦しいシーズンを送っていました。

またクラブ首脳陣のゴタゴタに巻き込まれ、監督交代が相次ぎ、チームのスタイルを確立するには至りませんでした。

 

そんな中、2021-22シーズン新監督として就任したのは、2016-17シーズン当時3部に所属していたパーダーボルンを2年連続で昇格させた手腕を持つシュテッフェン・バウムガルト監督。

ハンチング帽がトレードマークの指揮官は、積極的に前線からプレスを仕掛け、チーム全体で押し出す攻撃的サッカーを展開し、ビッククラブにも物怖じせず、堂々とした戦いぶりを見せてくれました。

その結果、チーム全体のゴール数は、2020-21シーズンの34点から52点へと大きく増え、1試合当たりのシュート本数やスプリントも多くなりました。

 

また優れたモチベーターでもあるバウムガルト監督は、選手との対話を通し、細かなケアも行いつつ、才能を引き出すことにも成功し、チーム一体となる固い絆を生み出しました。

開幕から好調をキープしたケルンは、その後も大きく崩れることなく、トップ10圏内を維持し、リーグ戦7位でフィニッシュし、UEFAカンファレンス・リーグの出場権を獲得。

5シーズンぶりの欧州カップ戦出場権獲得となりました。

来シーズンは国内だけでなく、欧州での戦いも控える過密日程になり、緊縮財政を強いられている中でも、積極的な補強を進めています。

ビックネームの獲得、1部常連の主力クラスを獲得するのは難しいものの、ポテンシャルの高い若手や、5大リーグ以外で結果を残している選手たちを多く集め、下部組織出身の選手たちも多く活躍しています。

 

古くは元西ドイツ代表MFピエール・リトバルスキーや、元ドイツ代表ルーカス・ポドルスキらを輩出し、現在はレバークーゼンのエースとして注目を浴びているドイツ代表FWフロリアン・ヴィルツケルンの下部組織出身であるなど、ケルンの育成部門には定評があります。

現スカッドにも、ティールマンをはじめ、期待の逸材が多く控えており、キャプテンのヘクターなどユースから昇格し、ケルン一筋で活躍している選手もいます。

才能ある若手や、燻っている選手たちがバウムガルト監督の下で開花し、一気にブレイクして欲しいですね。

 

ということで今回は、バウムガルト監督の下、来シーズンも躍進を狙うFCケルン の2022年夏

  • 最新移籍情報と補強ポイント
  • 狙っていると噂の獲得候補選手
  • 退団が予想される選手
  • まとめ

の順でお伝えしていきます。

 

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

最新移籍情報と補強ポイント

現時点で決まっている1.FCケルンの新加入・退団選手は以下の通りです。

 

〈加入〉

pos. 選手名 年齢 前所属 移籍形態(移籍金)
DF クリスティアン・ぺデルセン 27 バーミンガム 完全移籍(フリー、2年契約)
MF エリック・マルテル 20 ライプツィヒ 完全移籍(120万€、4年契約)
デニス・フセインバシッチ 21 オッフェンバッハ(4部) 完全移籍(50万€、3年契約)
FW リントン・マイナ 23 ハノーファー 完全移籍(フリー、3年契約)
シュテファン・ティッゲス 23 ドルトムント 完全移籍(150万€、4年契約)
サルギス・アダムヤン 29 ホッフェンハイム 完全移籍(150万€、4年契約)

 

エリック・マルテル(ドイツU-21代表)

ポジション:DMF、CB、CMF
生年月日:2002年4月29日(20歳)

ライプツィヒに所属していた有望株であり、2021年冬からオーストリア・ウィーンにレンタル移籍し、加入後すぐに主力として定着、1年半で公式戦55試合に出場すると4得点5アシストを記録しました。

来シーズンはレンタル移籍から復帰し、ライプツィヒでの活躍も期待されましたが、ケルンへの完全移籍が決定しました。

 

身長188㎝のガッチリした体格を生かしたハードで粘り強い守備が売りで、オーストリア・リーグでトップのタックル成功数(91回)を記録しています。

地上戦また空中戦問わずデュエルの強さを誇り、守備的MFだけでなくセンターバックでも起用できるポリバレント性も持っています。

 

来シーズン、ケルンではエズジャンの穴埋め役としての活躍が期待されています。

パス精度などは改善の余地はあるものの、守備の強度と積極性に関しては、エズジャンを上回るものを持っているのではないでしょうか。

新天地で一気にブレークし、代表クラスに成長してくれることを期待したいですね。

 

 

シュテファン・ティッゲス(元ドイツU-20代表)

ポジション:CF
生年月日:1998年7月31日(23歳)

2019年夏にオスナブリュックからドルトムントに加入し、2021-22シーズンはリーグ戦9試合に出場、3得点を記録しました。

終盤戦は足首の脱臼骨折により、ほぼ棒に振ってしまいましたが、2021-22シーズン中盤戦の絶対的なエースストライカーのハーランドの離脱中は途中出場で結果を出し、故障離脱がなければ、もう少し得点数も伸びていたかもしれません。

 

身長193㎝のサイズを生かし、空中戦での強さを誇るだけでなく、ポストプレーヤ―としての役割を果たし、前線での起点となります。

加えて、運動量と機動力にも優れており、守備時には相手に対して高い位置から積極的にプレスを掛けていくなど献身的な働きを見せます。

ポテンシャルの高さや献身性は、バウムガルト監督にとっても大きなアピールポイントとなるでしょう。

 

2021-22シーズン開幕前から、ティッゲスに関心を示し続け、念願の獲得が実現したケルン

モデストの後継者問題を含め、ケルンの新エースストライカーとして高い期待が寄せられるティッゲスの活躍は、これからのケルンの未来を左右するものとなります。

まずは、定位置を確保し、ポテンシャルを開花させてほしいですね。

来シーズンの活躍に注目です。

 

 

サルギス・アダムヤン(アルメニア代表)

ポジション:CF、WG
生年月日:1993年5月23日(29歳)

3部リーグを中心に渡り歩き、2019年夏に2部のレーゲンスブルクからホッフェンハイムにステップアップを果たし、在籍3シーズンで公式戦通算53試合で11得点5アシストを記録しました。

しかしバックアッパーの域を出ることは出来ず、2021-22シーズン後半はクラブ・ブルージュへレンタル移籍し、公式戦16試合で6得点と主力として活躍、レンタル期間終了後にケルンへの完全移籍が決定しました。

 

スピードを活かしたドリブル突破を武器とし、センターフォワードだけでなく、両ウイングやセカンドトップなど前線でフレキシブルに活躍できる選手です。

しなやかなボールタッチで、相手エリアに侵入していき、一対一での落ち着いた動きや、前線での献身的な動きなどは高く評価されています。

1トップで張るというより、2列目で掻き回していくタイプですね。

 

ハンザ・ロストック在籍時にはバウムガルト監督と、レーゲンスブルク在籍時にはケラーSDと共闘した経験もあるアダムヤンには、前線で幅広く活躍するだけでなく、得点源としての活躍も期待されます。

2021-22シーズン後半での復調ぶりをケルンでも見せることは出来るのか、注目です。

 

 

〈退団〉

pos. 選手名 年齢 移籍先 移籍形態(移籍金)
DF ヤンス・ホルン 25 不明 契約満了
MF サリフ・エズジャン 24 ドルトムント 完全移籍(500万€、4年契約)
ルイス・シャウブ 27 ハノーファー 完全移籍(フリー、3年契約)
トマーシュ・オストラク 22 セントルイス・シティ(MLS) 完全移籍(フリー、3年半契約)
FW マルヴィン・オブス 20 ホルシュタイン・キール レンタル移籍(23年6月末まで)

 

サリフ・エズジャン(トルコ代表)

ポジション:CMF、DMF、OMF
生年月日:1998年1月11日(24歳)

ケルンの下部組織で育ち、2016年9月にプロデビューを果たし、一時はレンタル移籍に出されていたものの、復帰後の2020-21シーズンはリーグ戦28試合、2021-22シーズンはリーグ戦31試合に出場し、主力として活躍しました。

また各年代のドイツ代表でプレーしましたが、A代表はトルコ代表を選択し、今年3月にデビューを果たしました。

 

視野の広さとパスセンスの高さを生かし、中盤の底からゲームメイクしていきます。

ミドルシュートの精度の高さや、推進力の強いドリブルも武器として併せ持っています。

また攻撃面だけでなく、インターセプト数はチーム2番目の51回を記録し、視野の広さから先読みする守備面での貢献度も高く、攻守両面で計算できる選手に成長してきました。

そんな中、契約満了で退団するヴィツェルの後釜として、ドルトムントへの完全移籍が決定しました。

 

エズジャンも移籍に際し、「ケルンは僕の故郷で信じられないほどの恩義があるクラブだ。だからよっぽどのクラブじゃなければ自分の街を離れることはしなかった」とチーム愛を強調し、難しい決断だったことを明かしています。

エズジャンは、ドルトムントの中盤の軸となり、ワールドクラスのCMFへと飛躍を遂げることが出来るでしょうか、来シーズンの活躍に注目ですね。

 

これを受けて、1.FCケルンの2022年夏の移籍市場での補強ポイントとして、

  1. DFラインの補充
  2. CMF
  3. モデストに代わる得点源

が挙げられます。

 

①DFラインの補充

冬の移籍期間では、チノスメレの主力CB2枚を放出し、代わりにサンプドリアからシャボーを長期レンタルで獲得したものの、キリアンヒュバースに次ぐCBの控えは少ない状況となっています。

バイエルン・ミュンヘンからレンタルで加入しているアレイ・ムビにも期待したいところですが、実力のあるCBを獲得したいところです。

また、LSBのヘクターもCMFのバックアップを務めることもあり、ヘクターの負担を軽減するためにも、DFラインの補充は、補強ポイントとして挙げられるでしょう。

 

 

②CMF

リーグ戦31試合に出場し、攻守にわたるキーマンとして活躍した下部組織出身のエズジャンドルトムントに移籍し、加えてエズジャンとコンビを組んだスキリにも移籍の噂は絶えません。

2021-22シーズンのケルンの躍進を支えた2ボランチが仮に抜けるとなれば、ケルンにとっては大打撃となります。

エズジャンの穴埋めとして、ライプツィヒからマルテルを獲得し、若手の有望株であるフセインバシッチも獲得しましたが、ここも実力者を確保しておきたいポジションではあります。

 

 

③モデストに代わる得点源

2021-22シーズン、リーグ戦32試合で20得点を挙げ、予想外の大爆発をしたモデストですが、34歳とベテランの域に入り、来シーズン限りでケルンとの契約は満了になります。

モデストの活躍にも期待したいところですが、年齢のこともあり、契約延長にはやや消極的であり、この夏での補強も前線の選手を多いことから、開幕前また開幕後にかけて、モデストの去就に関しては多くの動きが見られることでしょう。

この夏獲得したティッゲスアダムヤンがある程度結果を残し、モデストに代わる得点源としての信頼を掴めば、フリーでの流出を避けるために、モデスト放出へと動く可能性もあります。

この夏また冬にかけて、入れ替わりが激しいポジションになるでしょう。

 

 

 

狙っていると噂の獲得候補選手

では、補強ポイントに沿って、狙っていると噂の獲得候補選手を取り上げます。

 

①DFラインの補充

エマヌエル・アイヴ(ラピド・ウィーン/オーストリアU-21代表)

ポジション:CB、RSB、DMF
生年月日:2000年12月25日(21歳)

補強ポイントに挙げたものの、ここのポジションに関する加入の噂はほとんどなかったので、個人的に加入を期待したい選手を取り上げます。

2021-22シーズン夏の移籍期間終了間際にラピド・ウィーンに加入し、リーグ戦27試合に出場、3得点2アシストを記録し、いきなり主力として活躍しました。

各年代のオーストリア代表にも名を連ね、A代表デビューも期待されています。

 

ナイジェリアにルーツを持つアイヴは、身体能力の高さと長い手足を生かしたボール奪取能力の高さを生かし、2021-22シーズンはリーグ戦でチームトップのタックル成功数(65回)とインターセプト数(44回)を記録し、守備の要として活躍しました。

豊富な運動量で動き回り、パス成功率も高く、CBだけでなく右サイドバックや守備的MFをこなすユーティリティ性もあります。

 

ケルンに加入すれば、今後5~10年はDFラインの中心として活躍できるポテンシャルを持っており、現時点での市場価値は300万€(約4億1600万円)とされ、来シーズン以降の活躍で争奪戦になる前に獲得しておきたい選手です。

今後の活躍に注目です。

 

 

②CMF

アデム・ゾルガン(シャルルロワ/アルジェリア代表)

ポジション:CMF、OMF、DMF
生年月日:2000年1月6日(22歳)

こちらも補強ポイントに挙げたものの、加入の噂はほとんどなかったので、個人的に加入を期待したい選手を取り上げます。

2021-22シーズン、アルジェリアのパラドゥACからシャルルロワに加入し、いきなりリーグ戦30試合に出場するなど、主力として活躍しました。

アルジェリア代表でも昨年9月にデビューし、次世代の中心的な存在として、高い期待が寄せられています。

 

主に中央で起用され、高い位置でも低い位置でも、それぞれの役割を果たすことが出来るポリバレント性が高いプレーヤーです。

攻撃面では、ゲームメイク力に長け、視野の広さから長短問わず正確なパスを供給したり、ワンタッチで局面を変えたりします。

また守備面でもフィジカルの強さを生かした粘り強い守備を見せ、攻守両面で計算できるプレーヤーです。

 

仮にスキリ移籍となれば、同じ北アフリカをルーツとするゾルガンを獲得するのも面白いかもしれません。

マルテルに不足している攻撃面での要素を補うだけのものを持っていますし、もちろんスキリが残留しても、ケルンのサッカーに適応できる選手だといえるでしょう。

先日開幕したベルギーリーグでも、早速アシストを記録していましたし、今後の飛躍が期待される選手の一人です。

 

 

③モデストに代わる得点源

フィリップ・ティーツ(ダルムシュタット/元ドイツU-20代表)

ポジション:CF
生年月日:1997年7月9日(25歳)

2021-22シーズン、ブンデスリーガ2部のダルムシュタットで、リーグ戦34試合で15得点9アシストを挙げ、チームの攻撃に最も多く関与したプレーヤーです。

2020-21シーズンは3部のSVヴェ―エンでリーグ戦33試合で11得点6アシストを記録し、2021-22シーズンも2部で4位に入ったダルムシュタットの主力として活躍、成長著しいプレーヤーの一人となっています。

 

身長190㎝のサイズを誇り、ポストプレーの正確性、機動力、運動量を売りとしているストライカーです。

2021-22シーズンのブンデスリーガ2部では、決定機を生み出した回数はチームトップの12回を記録し、周りとの連動性を生かしたプレーを見せることも出来ます。

 

バウムガルト監督とはパーダーボルン時代に共闘した経験がありますが、当時は若手で他クラブへのレンタル移籍を繰り返していました。

念願の1部でのプレーは実現するのか、そしてケルンへの加入が実現し、バウムガルト監督に成長した姿を見せることが出来るのか、今後の動向に注目ですね。

 

 

ブラニミル・フルゴタ(グロイター・フュルト/スウェーデン代表)

ポジション:CF、WG
生年月日:1993年1月12日(29歳)

2021-22シーズン、リーグ最下位に終わったグロイター・フュルトで、リーグ戦34試合に出場し、チームトップの9得点5アシストを記録、チームの攻撃を牽引する活躍を見せました。

ブンデスリーガでも、ボルシアMGフランクフルトに在籍し、10シーズン近く活躍している経験豊かなアタッカーです。

2019年夏に当時2部のグロイター・フュルトに加入後、19-20シーズンはリーグ戦32試合で10得点4アシストを記録し、キャプテンを任せられた20ー21シーズンはリーグ戦31試合で16得点8アシストを記録、1部昇格に大きく貢献しました。

 

利き足の左足からの正確なシュートと足下の技術の高さを生かしたドリブル突破から、ゴールを奪っていき、プレースキッカーも任されています。

最前線だけでなく、2列目やウイングでも対応可能なポリバレント性の高いアタッカーであり、経験もあります。

 

過密日程に備えた獲得の噂かもしれませんが、グロイター・フュルトとは2024年6月末まで契約が残っています。

先日開幕したブンデスリーガ2部の新シーズンでは、早速アシストを記録し、キャプテンとしての責任も感じ、1年での1部返り咲きを目標としていることから、実現の可能性は低いとみられていますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

 

退団が予想される選手

次に、退団が予想される選手を取り上げます。

 

ティモ・ホルン(元ドイツU-21代表)

ポジション:GK
生年月日:1993年5月12日(29歳)
移籍先候補:ヘルタ・ベルリン

2012年にトップチームに昇格し、約9シーズンにわたってケルンの正GKを務めてきたホルンですが、2021-22シーズン途中、膝の負傷により離脱し、その間に新加入のシュベーベが正GKの座を掴み、ホルンは第2GKに降格してしまいました。

 

192㎝の高身長と長いリーチを生かして、ゴール前で圧倒的な存在感を出し、積極的に飛び出す攻撃的なスタイルで、至近距離からのシュートに対しての強さを誇ります。

2020-21シーズンはキャプテンを務める試合もあり、熱いプレーで後方からチームを鼓舞していました。

 

2016年のリオデジャネイロ・オリンピックではドイツ代表の正GKを務め、アーセナルトッテナムといったプレミアリーグの強豪からも注目を集めていた実力者です。

2部降格の時にも残留し、強いチーム愛を持つホルンですが、バウムガルト監督は来シーズンについて正GKはシュベーベ、第2GKはホルンの序列を変えるつもりはないと表明しています。

現時点ではチームを出るつもりはないとホルンはコメントしていますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

エリス・スキリ(チュニジア代表)

ポジション:DMF、CMF
生年月日:1995年5月10日(27歳)
移籍先候補:レンヌ、ベンフィカ、アタランタ

2019年夏にモンペリエからケルンに加入し、2021-22シーズンは膝の怪我による離脱もあり、リーグ戦22試合の出場にとどまりましたが、在籍3シーズンで公式戦通算86試合で10得点7アシストを記録し、中盤の主力として活躍してきました。

またチュニジア代表でも主力として活躍し、2021年のチュニジア年間最優秀選手に輝き、カタールW杯での活躍も期待されています。

 

パス精度の高さでビルドアップの面で大きく貢献するだけでなく、守備面でもインターセプト能力の高さを誇り、寄せが速く、粘り強い守備を見せます。

攻守の切り替えの速さが売りの選手であり、エズジャンと共に、2021-22シーズンはケルンの躍進に大きく貢献しました。

 

エズジャンに続き、スキリまで移籍となると中盤は大変なことになりますが、この夏でさらに補強を進めるなら資金源確保のためにスキリ売却に動くかもしれません。

さらに、この夏での移籍が無かったとしても、ケルンとの契約は来シーズン終了までとなっており、カタールW杯での活躍を受けて、冬に移籍に動く可能性も高いでしょう。

どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

セバスティアン・アンデション(元スウェーデン代表)

ポジション:CF
生年月日:1991年7月15日(31歳)
移籍先候補:グラスホッパー、スウェーデン・リーグ復帰

2020年9月にウニオン・ベルリンから加入し、2020-21シーズンは先発起用される試合も多かったものの2021-22シーズンはモデストの大爆発により、途中出場がほとんどになり、リーグ戦26試合に出場、3得点にとどまりました。

 

190㎝の高身長を生かした対人と空中戦の強さを武器とし、ウニオン・ベルリン在籍時は、背番号10を背負い、2019-20シーズンにリーグ戦33試合で12得点を挙げるなど、高い決定力を誇っていました。

しかし、ケルン移籍後は膝の怪我などの離脱の期間も多く、1トップの序列も大きく下がってしまいました。

 

ケルンとの契約は来シーズン終了までとなっており、新戦力にティッゲスを獲得するなど、1トップの座を争うライバルは多くなった現状を踏まえ、移籍に動き出しているようです。

2部のブラウンシュバイクには断りを入れたとの報道もあり、現在はグラスホッパーの他、母国スウェーデンへの復帰も視野に入れているようです。

どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。

 

今回は、『ケルン2022夏の最新移籍情報まとめ!補強ポイントや狙ってると噂の獲得候補・退団選手リストも調査!』と題してお伝えしました。

 

来シーズンのケルンの現実的な目標は、“トップ10圏内の維持、また1部残留”でしょう。

前シーズン5位となり、ヨーロッパ・リーグに出場した17-18シーズンは、過密日程に加え、モデストがシーズン途中で移籍したこともあり、18位となり、2部降格となってしまいました。

来シーズンは、17-18シーズンの二の舞となるのは何としても避けたいところですね。

 

22-23シーズンの開幕戦は8/8ホームで昇格組のシャルケと対戦し、第2節はライプツィヒとぶつかります。

開幕から正念場となりますが、バウムガルト監督とチーム一丸となって乗り切ってほしいですね。

バウムガルト監督とは、2024年6月末まで契約延長し、契約延長会見に同席したクリスチャン・ケラーSDは、フライブルクのようにしていきたいとの意向を述べていました。

限られた財政の中でも、信頼のおける監督の下、多くの選手が躍動し、結果を収め続けるフライブルクのようなクラブになるにも、来シーズンの戦いぶりはチームの未来を占うものとなります。

来シーズンのケルンにも、ぜひ注目していきましょう!

 

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

いつもありがとうございます!

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