ボルシアMG2022夏の最新移籍情報まとめ!補強ポイントや狙ってると噂の獲得候補・退団選手リストも調査!

ボルシアMGファンの皆さん、こんにちは。

 

ブンデスリーガ5回の優勝を誇る古豪ボルシアMG

1960~70年代にかけては、国内ではバイエルンと覇権争いを繰り広げ、多くの名選手を輩出してきました。

その後長らく低迷期に陥り、2部への降格も経験しましたが、2011年2月に就任したファブレ監督の下、2011-12シーズンは前年度の16位から4位へと躍進を遂げ、チャンピオンズリーグ出場権を獲得し、その後もリーグ上位に食い込む力を見せてきました。

 

2019年7月に就任したローゼ監督の下では、2019-20シーズンにリーグ4位に入り、チャンピオンズリーグ出場権を獲得。

翌シーズンはチャンピオンズリーグで、レアル・マドリードインテルと同居したグループステージを突破し、ベスト16に進出しました。

高い位置からのプレッシング、素早い攻守の切り替えに加え、ポゼッションを志向したローゼ監督の下で欧州の舞台でも躍動したボルシアMGですが、そのローゼ監督はドルトムントの監督に就任し、2021-22シーズンはフランクフルトから750万ユーロ(約10億円)で引き抜いたヒュッター監督が就任しました。

 

しかし、ヒュッター監督の戦術は上手くチームに浸透せず、高い位置からのゲーゲンプレスや囲い込みはインテンシティが不十分であり、各ポジションでの連携にも問題が見られ、守備の崩壊を招きました。

結果、ここ10シーズンで最低となるリーグ10位でフィニッシュし、ヒュッター監督は解任されました。

新監督にファブレの招聘を目指したものの失敗し、2021-22シーズン途中までノーリッジを率い、ゲーゲンプレスに加えポゼッションサッカーを志向するダニエル・ファルケが新監督に就任しました。

来シーズンに向けて、仕切り直しを図りたいところですが、新型コロナウイルスの影響から、昨年度に続き2021年度も1460万ユーロ(約20億円)の赤字を計上し、来シーズンは欧州カップ戦の出場もないことから、財政面を安定させるために、何人かの主力の売却も噂されており、厳しい船出になりそうです。

 

ということで今回は、来シーズンに向けて転換期を迎えているボルシアMGの2022年夏

  • 最新移籍情報と補強ポイント
  • 狙っていると噂の獲得候補選手
  • 退団が予想される選手
  • まとめ

の順でお伝えしていきます。

 

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

最新移籍情報と補強ポイント

現時点で決まっているボルシアMGの新加入・退団選手は以下の通りです。

 

〈加入〉 

pos. 選手名 年齢 前所属 移籍形態(移籍金)
DF 板倉 滉 25 シャルケ 完全移籍(500万€、4年契約)
MF オスカー・フラウロ 18 ミッティラン 完全移籍(200万€、4年契約)
ハネス・ヴォルフ 23 スウォンジー レンタル期間終了
トーベン・ミューゼル 22 オイペン レンタル期間終了
FW イヴァンドロ・ボルジェス・サンチェス 18 ボルシアMG・U-19 昇格

 

板倉 滉(日本代表)

ポジション:CB、DMF
生年月日:1997年1月27日(25歳)

2019年1月にマンチェスター・シティに加入後すぐにフローニンゲンにレンタル移籍し、在籍2年半で公式戦通算59試合に出場、主力として活躍しました。

2021-22シーズンはシャルケにレンタル移籍し、3バックの一角を担い、リーグ戦31試合に出場し4得点を記録、シャルケの2部優勝と1部昇格に大きく貢献しましたが、シャルケは買取オプションを行使せず、ブンデスリーガのクラブ間での争奪戦の末、ボルシアMGが完全移籍で獲得しました。

 

地上戦また空中戦問わず対人の強さや、足元の技術の高さを持ち合わせ、センターバックだけでなくボランチでも起用できるユーティリティ性もあります。

守備力の高さは、6月のブラジル代表戦でも、試合終盤までブラジルの強力な攻撃陣を跳ね返してきたことからも明らかにされ、さらにパス精度や成功率の高さもあり、ボルシアMGではセンターバックではなく、ボランチでの起用が有力視されているようです。

 

ヴィルクスSDは「コウは非常に走力性に長けており、また高い戦術的規律を持ち合わせた選手であり、ボランチを含めた複数のディフェンシブポジションでプレーが可能だ」と評価しており、その言葉通り、プレシーズンマッチではCBだけでなく、ボランチで起用されています。

ファルケ監督からも「完全に頼り切れる」と高い評価を得ており、来シーズンでの起用法にも注目が集まります。

 

〈退団〉

pos. 選手名 年齢 移籍先 移籍形態(移籍金)
GK ヨナス・ケルスケン 21 メッペン(ドイツ3部) レンタル移籍(23年6月末まで)
DF マティアス・ギンタ― 28 フライブルク 完全移籍(フリー、4年契約)
MF ラシュロ・べネス 24 ハンブルガーSV 完全移籍(150万€、4年契約)
キーナン・べネッツ 23 不明 契約満了
FW ブリール・エンボロ 25 ASモナコ 移籍金1200万ユーロ(約16億円)

 

マティアス・ギンター(ドイツ代表)

ポジション:CB、DMF、RSB
生年月日:1994年1月19日(28歳)

2017年夏にドルトムントから加入すると、在籍5シーズンで公式戦通算178試合に出場、11得点5アシストを記録し、主力として守備を統率してきました。

 

191㎝の長身を生かした対人の強さに加え、スピードも水準以上のものを持ち、視野の広さから的確なカバーリングも見せ、ビルドアップ能力も高く、ボルシアMGでの活躍から、リーグ屈指の万能型DFとしての評価を確立してきました。

 

しかし2021-22シーズン終了で契約が満了し、冬の移籍期間からインテルローマアトレティコ・マドリードなど国内外のクラブ間での争奪戦が繰り広げられましたが、冬の移籍期間の時点で、シーズン終了後の退団を明言し、プロデビューを飾った古巣フライブルクへの復帰が決定しました。

ワールドクラスのCBがフライブルクのような小規模のクラブに移籍したのも大きな驚きでしたが、2021-22シーズン、チームと共に精彩を欠いたギンターは、プロデビューを果たし、かつて共闘した恩師シュトライヒ監督の下、再起を図っていきます。

古巣でどんな活躍を見せてくれるのか、注目ですね。

 

これを受けて、ボルシアMGの2022年夏の移籍市場での補強ポイントとして、

  1. CB&ボランチ
  2. 前線の補充

が挙げられます。

 

①CB&ボランチ

2020-21シーズンのローゼ監督体制と同様、2021-22シーズンもブンデスリーガ全体でワースト3位の61点と、失点数の多さは変わらず、第14節フライブルク戦、第23節ドルトムント戦では6失点を喫し、2020-21シーズンよりも大崩れした印象があります。

加えて、長年ボルシアMGの守備陣を支えてきたギンタ―が契約満了により退団し、守備陣の整備は最優先事項となっています。

 

しかし、ヴィルクスSDはボランチ獲得の必要性を挙げています。

本来はクラマーが控えていますが、怪我の影響でリーグ戦18試合の出場にとどまり、攻撃性能が高いノイハウスと、対人での強さと運動量を誇るクアディオ・コネは、インサイドハーフでより能力を発揮するタイプであるので、“No.6”タイプの中盤をコントロールするタイプのボランチの獲得をチームは望んでいるようです。

 

プレシーズンマッチでも板倉をCBだけでなく、ボランチで起用していることから、このポジションの獲得の必要性が伺えるのではないでしょうか。

CBだけでなく、ボランチにも対応できるポリバレントな選手の獲得を狙っていることでしょう。

 

 

②前線の補充

チーム最多のリーグ戦12得点を決めたホフマンを中心に、10得点のプレア、9得点のエンボロと、守備陣は大崩れした中で、攻撃陣はまずまずの活躍を見せてくれました。

しかし、プレアエムボロには移籍の噂も挙がっており、前線の選手の入れ替えも予想されます。

ファルケ監督が志向するサッカーや、2020-21シーズンの問題点からも、スピードが武器で、かつ守備の意識も高い選手の獲得が望まれます。

 

 

 

狙っていると噂の獲得候補選手

では、補強ポイントに沿って、狙っていると噂の獲得候補選手を取り上げます。

 

①CB&ボランチ

リーシェドリー・バズール(フィテッセ/オランダ代表)

ポジション:CB、DMF、CMF
生年月日:1996年10月12日(25歳)

PSVとアヤックスの下部組織で育ち、アヤックスでのトップチーム昇格後、オランダ代表にも招集され、飛躍が期待されていた逸材ですが、2017年1月にヴォルフスブルクに加入後は十分なパフォーマンスを見せることが出来ず、ポルトやユトレヒトへのレンタル移籍を経て、2019年7月にフィテッセに完全移籍、2021-22シーズンは公式戦45試合に出場し、2得点4アシストを記録しました。

 

当初は、卓越したフィジカルを持ち、ドリブルやパスセンスにも優れた中盤の選手として、ヴィエラやヤヤ・トゥーレと比較される存在でしたが、フィテッセ移籍後は、2020-21シーズンからトーマス・レッチュ監督の助言により、センターバックにコンバートされ、エールディビジ屈指のセンターバックとしての評価を確立しました。

 

板倉と同様、ボランチでも起用できる選手であり、板倉にとっては強力なライバルとなるでしょう。

そして、バズール自身もヴォルフスブルク時代の悔しさもあり、ブンデスリーガでのリベンジも狙っていると思われます。

フィテッセと契約満了し、フリーで獲得出来ることから、獲得に多くのクラブが関心を寄せているようですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

アフメジャン・カプラン(トラブゾンスポル/トルコU-21代表)

ポジション:CB、DMF
生年月日:2003年1月16日(19歳)

2021-22シーズン、38年ぶりにシュペル・リグ(トルコ1部リーグ)優勝を果たしたトラブゾンスポルの期待の若手センターバックです。

2020-21シーズンからトップチームに昇格し、2021-22シーズン開幕当初は控えでしたが、中盤戦以降は先発起用されることも多くなり、リーグ戦13試合に出場、来シーズン以降の飛躍も期待されています。

 

チームでは4バックの中央を務め、対人での高い勝率を誇り、アグレッシブな守備を見せる一方、利き足の左足からのパス精度や成功率も高く、ビルドアップに加わった際には落ち着いた対応を見せます。

守備的MFにも対応できるという点も、ボルシアMGの補強ポイントに合致します。

プレースタイルはラングレ(トッテナム)に近いイメージかもしれません。

 

来シーズン以降も当然ながらチームの構想に含まれており、主力に定着することも期待されていますが、活躍し各方面からの注目を多く集める前に獲得出来れば面白い逸材です。

ボルシアMGに、トルコの未来を担うCBは加入するのか、今後の動向に注目です。

 

 

②前線の補充

ウィルフリード・ニョント(チューリッヒ/イタリア代表)

ポジション:ST、OMF、CF
生年月日:2003年11月5日(18歳)

インテルの下部組織出身で、2020年夏にチューリッヒに加入後、2021-22シーズンにはリーグ戦32試合で8得点3アシストを記録し、一気にブレイクを果たしました。

その活躍が認められ、6月にはイタリア代表に初招集され、代表デビューから4試合目のUEFAネーションズリーグのドイツ戦では代表初得点を決め、アッズーリの未来を担う新星として注目を集めています。

 

身長170㎝と小柄ながらも、コートジボワール人の両親を持つニョントは、高い身体能力と機動力を生かし、スピードに乗った推進力のあるドリブルでエリア内に果敢に侵入していきます。

単独で仕掛けるだけでなく、ポジショニングセンスの高さや視野の広さも生かし、周囲との連携で崩していくプレーにも長けており、ウイング、センターフォワード、トップ下でもプレーできるポリバレント性もあり、プレースタイルをスターリング(チェルシー)に例える声も多くあります。

 

当然ながらこの活躍からニョント獲得に関心を示しているクラブは多く、ブンデスリーガ内でも、2021-22シーズンまでチューリッヒを率いていた恩師ブライテンライター監督を招聘したホッフェンハイムをはじめ、ヴォルフスブルクシュトゥットガルトなどがニョント獲得を狙っているようです。

未来のスター候補を獲得するのは、どのクラブになるでしょうか、今後の動向に注目ですね。

 

 

フリストス・ツォリス(ノーリッジ/ギリシャ代表)

ポジション:WG、CF
生年月日:2002年1月30日(20歳)

ファルケ監督が2021-22シーズン途中まで指揮していたノーリッジに、2021-22シーズンから加入したギリシャ代表の期待の逸材です。

2021-22シーズンはリーグ戦14試合で無得点に終わり、途中出場がほとんどでしたが、2020-21シーズンまで在籍していたPAOKでは公式戦46試合に出場し、16得点10アシストを記録、クラブの年間最優秀選手に選出されました。

 

主に両ウィングを主戦場としており、個人技の高さを生かした推進力のあるドリブルでサイドを切り開いていきます。

また、ストライカーとしても対応でき、嗅覚の高さと得点パターンの多さも兼ね備えています。

両足を遜色なく使うことが出来、プレー判断も冷静で落ち着いており、将来性の高さが評価されている、ポリバレントなアタッカーです。

 

ノーリッジとの契約は2026年6月末まで残っており、完全移籍での獲得は難しいかもしれませんが、レンタルで獲得出来れば、ウィンガ―でもストライカーでも計算できるツォリスは重宝されるでしょう。

出場機会は少なかったものの、ファルケ監督のサッカーを知る存在として、ボルシアMGは獲得を狙っているようですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

 

退団が予想される選手

次に、退団が予想される選手を取り上げます。

 

ヤン・ゾマー(スイス代表)

ポジション:GK
生年月日:1988年12月17日(33歳)
移籍先候補:ニース、レンヌ

2014年から所属しているボルシアMGで、約8シーズンにわたり正守護神として君臨し、ブンデスリーガ屈指のシュートストッパーとして評価されています。

そのパフォーマンスは時に神懸ったものとなり、大量失点が目立ったボルシアMGの守備陣でも、ゾマーがいなければもっとひどい状態になっていたかもしれないと思わせる存在感を放っていました。

 

身長183㎝とGKとしては小柄な部類に入りますが、シュートに対する反応速度とポジショニングセンスに長け、至近距離のシュートに滅法強くキャプテンシーもあり、ビルドアップでの貢献度も高く、GKとして必要な要素を全てハイレベルで兼ね備えています。

2021-22シーズンも、ブンデスリーガ全体で2位のセーブ数(115回)を記録し、安定したパフォーマンスを見せています。

ファルケ監督も「ノイアートラップと並ぶブンデストップのGK」と高く評価し、チームの精神的支柱としての役割を期待しています。

 

ボルシアMGとの契約は来シーズン終了までとなっており、チームは契約延長を望んでいますが、33歳という年齢もあり、移籍に踏み切る可能性もあります。

獲得が噂されていたニューカッスルバーンリーからホープを獲得したことで可能性は低くなりましたが、現在はファブレ監督が就任したニースレンヌが獲得に名乗りを上げているようです。

どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

アラサンヌ・プレア(フランス代表)

ポジション:CF、WG
生年月日:1993年3月10日(29歳)
移籍先候補:ニース、レンヌ、フェネルバフチェ

2018年夏にニースから加入後の在籍4シーズンのうち、3シーズンはリーグ戦二桁得点を記録するなど、安定した成績を収めています。

2021-22シーズンもリーグ戦33試合で10得点6アシストと、安定した活躍を見せ、ボルシアMGの攻撃陣を支える一人となっています。

 

強靭なフィジカルとスピードを生かし、ドリブルで切れ込んだり、相手を背負ってもボールキープすることが出来ます。

サイドに広がりチャンスメイクするだけでなく、DFラインの駆け引きも秀逸で、裏への抜け出しからゴールを奪っていきます。

2列目でもサイドでも、自らの能力を発揮できるポリバレント性が高いストライカーです。

 

ボルシアMGとの契約は来シーズンまでとなっており、この夏また来シーズンに入ってからもプレアを取り巻く状況は慌ただしくなるでしょう。

現在は、恩師ファブレ監督が就任した古巣ニースレンヌフェネルバフチェなどが獲得に関心を示しているようです。

コンスタントに活躍できるFWとして、チームでも貴重な存在ですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

マルクス・テュラム(フランス代表)

ポジション:LWG、CF、RWG
生年月日:1997年8月6日(24歳)
移籍先候補:インテル、ニース、アーセナル

フランスW杯の優勝メンバーであり、かつてユベントスバルセロナでも活躍したフランス代表DFリリアン・テュラムを父に持つサラブレットですが、父とは異なるFWでプレーし、2019年夏に加入したボルシアMGでは、19-20シーズンはリーグ戦31試合で10得点8アシスト、2020-21シーズンは29試合で8得点2アシストと活躍してきましたが、2021-22シーズンは故障離脱の影響もあり、リーグ戦21試合で3得点1アシストと、これまでの2シーズンと同様の活躍を見せることは出来ませんでした。

 

身長192㎝の強靭なフィジカルと、その巨体に見合わない機動力を兼ね備える万能型のストライカーであり、ウィングでも中央でもどちらで起用されても、自身の能力を発揮でき、前線の起点となるだけでなく、スピードに乗ったドリブルで自ら仕掛けてゴールを奪っていきます。

その一方、守備意識の低さを問題視され、特に2点リードしながら、3点を奪われ逆転された第25節シュトゥットガルト戦では、テュラムの怠慢な守備対応から決勝点を奪われ、各方面から非難されていました。

 

ボルシアMGとの契約は来シーズン終了で満了となり、2021-22シーズンの不調から、絶対的な地位をチームで確立しているとは言えず、適正なオファーが届けば、放出に動く可能性は高いでしょう。

この夏以前からも、インテルアーセナルといったビッククラブからの関心も集めており、移籍金を低く抑えて獲得出来るチャンスかもしれません。

来シーズンは復調を期待したいのですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

ブレール・エンボロ(スイス代表)

ポジション:CF、RWG、OMF
生年月日:1997年2月14日(25歳)
移籍先候補:モナコ、リヨン、ニース

17歳で所属していたバーゼルではリーグ戦27試合で10得点を挙げ、次世代のバロンドール候補として多くのビッククラブの注目を集めていましたが、その後移籍したシャルケでは怪我などにより本来のパフォーマンスを見せることが出来ませんでした。

しかし、2019年7月にボルシアMGに加入後、在籍3シーズンで公式戦通算106試合に出場し、25得点20アシストを記録、主力として活躍しました。

 

身長187㎝の屈強な体格を生かした対人の強さとスプリント能力の高さを誇り、スペースを効果的に作る動き出しの質の高さや、フィジカルの強さと足元の技術の高さを生かしたボールキープにも長けています。

1トップで張ってチャンスをうかがうだけでなく、前線から少し下がった位置でボールを受け、攻撃の起点にもなります。

時折、アクロバティックなゴールを見せるなど、身体能力の高さを随所に見せています。

 

ボルシアMGとの契約は来シーズンまでとなっており、オファー次第では移籍に動く可能性も高いと言えます。

現時点ではモナコリヨンニースなどフランス方面からの関心が強く、特にモナコはメディカルチェックを残し、正式発表を待つのみだとの報道もあります。どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

※ 7/15 モナコへの完全移籍が決定(移籍金1250万€、2026年6月末までの4年契約)

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。

 

今回は、『ボルシアMG2022夏の最新移籍情報まとめ!補強ポイントや狙ってると噂の獲得候補・退団選手リストも調査!』と題してお伝えしました。

 

過去10シーズンで最低の結果となってしまったボルシアMG

監督も代わり、選手の入れ替えも多くなることが予想され、一からの立て直しが求められます。

しかし、ファルケ監督が志向するサッカーを体現できる戦力は十分に備わっています。

グアルディオラ監督も高く評価するファルケ監督のサッカーがブンデスリーガで猛威を振るうことが出来るのか、注目ですね。

 

来シーズンのブンデスリーガの日程も発表され、開幕戦は8/6(土)にホームでホッフェンハイムを迎え撃ちます。

ブンデスリーガ初采配となるファルケ監督率いるボルシアMGが再びブンデスリーガの上位戦線に食い込む活躍を見せることを期待したいですね。

また新加入の板倉の起用法や活躍にも注目です。

 

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

いつもありがとうございます!

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